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運転士のお仕事

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神戸電鉄では、神戸市から有馬温泉・三田市・三木市・小野市にわたる広いエリアで電車を運行しています。地域の皆様の生活に必要な交通インフラとしてご利用いただく中で、運転士は安全・快適な運行に日々全力を尽くしています。ここでは、運転士の働き方や、キャリアステップ、お仕事の特徴をご紹介します。

CHECK!

お仕事内容

電車の運転業務を担当しています。1回の乗務につき、1時間~2時間ほど連続して運転を行います。乗客の皆様の命を預かるという責任の大きな仕事なので、安全運行のための出発前点検や指差呼称など、徹底した確認作業が重要です。

推しポイント

養成教育を受けながら運転士を目指せる

当社では、駅係員を経て運転士を目指すキャリアステップを設定しています。運転士を養成する教育期間中は駅係員の職務から離れて、勉強に集中していただきます。教習係や専門分野の講師が国家試験合格までしっかりと指導するので、学習と技術習得に安心して取り組める環境です。

大変なところ

宿泊勤務があるため、慣れない人は工夫が必要

宿泊勤務が必要な業務のため、人によっては就寝環境に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。宿泊に伴う仮眠時間は担当する電車によりますが、運転士たちが十分に休息をとれるように設定されています。専用の宿泊施設に自分がリラックスできるパジャマを持ち込むなど、心身を休めるための工夫が必要です。

1日の流れ(一例です)

12:00
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出勤点呼・注意事項確認

出勤時間は、当日一番初めに乗務する電車の出発時刻15分前です。運転携行品の確認やアルコールチェックを済ませ、上司に心身状態を申告して出勤点呼を受けます。点呼後に当日の乗務に関する注意事項の確認も行います。
※当日乗務する電車によって、出勤・退勤時間は異なります。

12:10
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乗務交替

交替駅まで乗務してきた運転士と運転を替わります。このとき、車両の状態やブレーキ癖の引き継ぎを受けます。

12:15
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出発前点検・乗務開始

電車に乗り込むと、安全運転の第一歩である出発前点検を必ず行います。問題がなければ、出発時刻と信号機を指差確認していよいよ出発です。運転中は進路状態や計器類の確認を欠かさず、安全運転に努めます。乗車する電車にもよりますが、往復で1時間~2時間ほど運転します。

13:00
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車内巡視

終着駅に到着後、折返し運転に備えて車両や車内を確認します。

13:15
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折返し出発

折返し運転の準備を済ませ、定刻になったら折返し出発をします。交替駅まで引き続き安全に運行します。

14:00
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乗務終了・引き継ぎ

交替の運転士に電車の異常有無や車内環境状態を引き継ぐと、次の乗務まで休憩時間です。以後、1回の運行ごとに約30分~1時間半の休憩があり、安全運行のために体を休めます。

15:30
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乗務開始

休憩後は、次に乗務する系統を確認し、余裕を持ってホームに出場します。運転を替わる運転士から引き継ぎを受け、乗務を開始します。

17:30
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乗務終了・引き継ぎ

交替駅にて次に乗務する運転士に引き継ぎ、次の乗務時間まで休憩します。食事をとる場合は休憩所にある社員食堂が利用可能です。

19:00
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乗務開始

これまでと同様に引き継ぎを受けて乗務を担当します。本日最後の乗務まで、気を引き締めて安全運転に努めます。

23:30
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車両留置・仮眠

終着駅到着後、翌朝まで電車の電源を切る「留置」と呼ばれる作業を担当します。その日の乗務が終了したら、駅にある宿泊施設で仮眠をとります。

5:00
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起床・出庫点検・乗務開始

身支度を整えて業務開始です。電車の電源を入れ、運転準備や点検をして運行を始めます。乗務後の休憩では朝食をとり元気をチャージ。もうひと頑張りです。

9:00
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退勤報告

すべての乗務を終えた後、退勤報告して業務は終了です。お疲れ様でした。

1ヶ月のスケジュール

運転士の勤務体系は、出勤日(宿泊を伴う出番)と退勤日(非番)を2回繰り返し、2日間の休日となる、4勤2休です。退勤時刻から翌日の出勤時刻までの間は非番なので、実質休みになります。ここでは、1ヶ月を通した勤務スケジュールの一例をご紹介します。

例:乗務系統による4勤2休

1ヶ月のスケジュール

※こちらのシフト例はあくまでも一例です。

キャリアステップ

運輸職のキャリアステップをご紹介します。駅係員からスタート、運転士登用試験に合格後、社内で養成教育を受けて運転士を目指します。スキルを磨き経験を積むことで、運転士から助役や駅長などのさらなる上位職へのキャリアアップも可能です。

  • 駅係員

  • 運転士

  • 助役
    乗務助役
    営業助役

  • 副駅長
    副長

  • 駅長
    係長

※勤務成績によっては係長や管理職へのステップアップもあります。
※現場だけでなく管理部門への異動の可能性もあります。

取材日:2024年3月