電気課のお仕事

電気課では、誰もが目にしたことのある鉄道信号や遮断機などの鉄道電気設備の保守・点検を行っています。電気設備から電車の安全運行の一端を担い、お客様に快適にご乗車いただけるよう作業に励んでいます。ここでは、電気課での働き方や、キャリアステップ、お仕事の特徴をご紹介します。
お仕事内容
鉄道信号や、電車に電気供給を行う電車線設備など、鉄道電気設備の保守・点検作業を担当しています。業務によっては高所で作業する場合もあるので、どんなときも安全第一の意識が不可欠です。当社が保有する訓練施設での研修が適宜あるので、どんどん技術を吸収して成長できる環境です。
推しポイント
機械いじりが得意な方は未経験でも活躍できる
学生時代に電気・電子関係を学んでいた、趣味で電子機器を分解・組み立てしているなど、電気に関する知識をお持ちの方は、そのアドバンテージを活かせます。業務未経験であっても、上司や先輩スタッフの丁寧な指導のもと、段階的にスキルを身につけていけます。
大変なところ
天候に左右される環境下での作業
屋外での作業が多いため、気候に左右されやすい作業環境です。特に、暑さ・寒さに対応できるような工夫が必要です。たとえば、夏は小型ファン付き空調服を活用して、業務に集中できるよう努めています。また、電気を扱うお仕事なので、感電が懸念される雨や雪の場合は、屋内作業を中心に行っています。
1日の流れ(一例です)

出勤
制服に着替え、始業の準備をします。

朝礼
電気課長より報告事項と行動規範の唱和を全員で行います。

ミーティング
各係に分かれて連絡事項の確認などをミーティングで行います。

作業準備・出発
社用車にて作業現場に向かいます。

作業開始
作業責任者と列車監視員が作業標の掲出を行い、作業責任者の指揮のもと作業にはいります。

作業終了
作業標を回収し、工具の員数確認、材料など忘れ物が無いか確認します。

昼休憩
詰所に戻ると、1時間休憩です。
昼食は社員食堂も利用することができます。
午後に備えて休憩スペースで昼寝(仮眠)する方もいます。

午後作業開始
午後作業に移ります。
午前作業と同様な動きとなります。

終業
終業です。おつかれさまでした。
1ヶ月のスケジュール
勤務体系は日勤勤務(8:30~17:30)を基本とし、日によって日勤勤務終了後に夜業勤務(23:00~8:00)があります。日勤勤務終了から夜業勤務開始までの間は勤務時間外ですので、自宅に帰ったり、仮眠を取ったり自由に過ごしていただけます。他にも配属によって、朝8:30に出勤して翌朝8:30に退勤する24時間2交替勤務(仮眠・休憩あり)等もあります。夜業勤務や2交替勤務の終了後は非番(休み)になり、家庭やプライベートを大切にできる環境です。ここでは、1ヶ月を通した勤務スケジュールの一例をご紹介します。

※配属される係によって別の勤務体系もあります。
※夜業勤務の頻度は月により異なります。
※祝日は原則休みですが、出勤となった場合は、休日出勤手当もしくは振替休日が付与されます。
※1ヶ月間の勤務は前月末までに必ず通知されます。
キャリアステップ
技術職のキャリアステップをご紹介します。技術係員からスタートし、スキルを磨き経験を積むことで、助役や係長などのさらなる上位職へのキャリアアップも可能です。
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技術係員
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技術助役
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助役
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係長
※勤務成績によっては係長や管理職へのステップアップもあります。
※現場だけでなく管理部門への異動の可能性もあります。
取材日:2024年3月