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お客様の命を預かる責任感を胸に、安全運行を徹底しています。

運輸部 運輸課 運転係

F.S.さん

2019年入社

PROFILE

新開地駅から粟生駅・有馬温泉駅・三田駅までの運行に携わる運転士。プライベートで電車を利用する際も、発進や停止などの運転技術に意識を向け、乗客目線を忘れない熱心さを持つ。料理が趣味で、休憩時は自作の弁当を食べて過ごす。得意料理は鶏の唐揚げ。

入社のきっかけは?

高校時代の部活動のとき、学校から離れた練習場に向かう際に移動手段として神戸電鉄を利用しており、乗車するうちに鉄道業界の仕事に興味を持つようになっていきました。そんなとき、高校に当社からの指定校求人の募集があったのを目にして、挑戦するしかないと迷わず志望しました。

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駅係員から訓練を経て、念願の運転士に。あのとき憧れていた姿になれました。

運転士を目指して、入社から2年ほど駅係員の業務を経験し、運転士養成教育を受けるための社内選考に挑戦しました。合格後は、駅係員の職務を離れて勉強に専念。手厚い社内教育のもと、学習と訓練を重ねて国家資格を取得し、夢だった運転士の道へ進みました。誰にでも経験できる仕事ではないからこそ、お客様の安全を任せていただけていることに誇りと働きがいを感じています。この仕事に就いて嬉しさを感じるのは、電車出発の際に、ホームにいる小さな子どもたちから「運転士さん!」と声をかけてもらったり、手を振ってもらえたりするときです。私も幼いころに同じように目を輝かせていたことが思い出されて、憧れられる立場になった感慨深さがあり、つい顔がほころびます。

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運転技術を磨くのは、お客様に安心と快適を届けたいから。

研修期間を終えていよいよ一人で乗務するようになったとき、特に緊張したのは、電車を停車させる操作でした。停止目標位置に向けてスムーズに停車させるために、ブレーキのタイミングに意識を集中させたのを覚えています。今でも変わらず減速・停止操作する手に力が入るのは、車内にいるお客様に安全で快適に過ごしていただきたい思いがあるからです。たとえば、乗車人数が多いときは電車の総重量が増える分、通常より早めのブレーキ操作が必要になります。そうすることでゆるやかな減速・停止が可能になり、安全で快適な乗り心地を実現します。状況に応じた丁寧な運転を突き詰め、これからも運転技術を磨き続けたいです。

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基本の積み重ねが、揺るぎない安全につながると実感しています。

走行中に徹底しているのは、信号確認と運転速度の遵守です。私たちが乗務中に見ている鉄道信号には、信号の現示によって電車の制限速度が設けられています。速度を超過すると、自動的に電車の非常ブレーキが作動する仕組みになっています。急停止による転倒などの車内事故防止の観点からも、特に気を引き締めているポイントです。信号条件と速度を遵守する中で実感するのは、日ごろからの積み重ねの上に安全運行が成り立つことです。お客様の命を預かる運転士として、指差呼称などの基本の確認動作を欠かさず、引き続き高い意識を持って乗務に臨みたいと思います。

MESSAGE

メッセージ

社内の人間関係が良好なところが、私たちの職場の自慢です。幅広い年齢層の方と関わりを持ちますが、先輩・後輩の立場に関係なく、コミュニケーションが取りやすい環境なので、日々居心地の良さを感じています。私を含め、周囲の先輩たちがあなたをしっかりサポートしますので、当社で一緒に成長していきましょう。

取材日:2024年3月